19APR_黄金をまたぐ旅(1)
2019年のGWはスーパーバケーションウィークっちゅ〜ことで、今年度の仕事カレンダーが出た瞬間計画しさっさとエアーとホテル諸々予約し、完璧なプランニング。はやく行きたいけど終わってしまうのはいや!そんな気持ちで生きていた上半期………
そしてきたるD-DAY。今回は日記スタイルで、いざ釜山と台湾へgogogo〜〜!!!!(このテンションいつまでもつ?)
●1日目
夜便で釜山へ。今回の宿はairbnb、マンションの一室を借りる。狙い通り田浦駅から徒歩1分、15階の角部屋、部屋も綺麗で設備も万全、立地合わせて文句ひとつない。それで1泊5千円しない、週末なのに。感動。宿探すのうますぎでは?と自画自賛。
着いてすぐにzorvaへ。ソメクチャンチャンし倒した一年前の夏と打って変わりしっぽり可愛くカクテルで、四川風チキンとパンをつまみにGWを祝う。看板犬のモンゲは女に媚びないスタイルをブレず貫いていらした。
今回はじ〜〜っくりゆ〜〜っくり店内堪能できた。カワイイだけじゃなくて気持ち悪さがクセんなる。ゴム手袋のアイデアめちゃくちゃ良い。なんとなく、鍾乳洞に見える
●2日目
朝から大雨day、初めましてのスタジオに墨をこさえに行って看板ねこと戯れる。しっぽふさふさにされてて愛らしさの権化。
行きたかったカフェが開いてなくて斜め前にあった同系列のSHALLOTにサッと入店。雨だと行動範囲を妥協してしまうあるある。
遅めのモーニング、ミルクコーヒーは酸味系でちょっと誤算。クッキーはさっくりしていて美味しかったです。
外は大雨なのに写真が晴れ間っぽく写って偶然の良き仕上がり。
ちゃちゃ〜と買い物タイムをかます。ま〜しかし、ガッツリ買い物するならやっぱしソウルかな。釜山にもALANDほしいってずっと言ってる。
でも雨の日、地下で服もコスメも見られて、百貨店や商業ビル、駅改札まで移動できる点は良い。線路に沿った通路だから梅田の地下みたいに迷子になることもない。これはローカルネタ
ところ変わりまして南浦洞の宝水洞古本屋街にて、今回一番楽しみにしてたカフェを探す。名の通り古本屋さんが立ち並ぶエリアで、大学路の壁画通りみたいに入り組んだ土地。ネイバーマップ見てもわけがわからん。案の定迷ったから冷静になるため一旦入り口まで戻ったら、目先の階段の上に目的地の目印である金魚さんが見えていた。これが灯台下暗しってやつか。
青い看板が目印の少海堂。雨のせいか貸切状態でらっき〜くっき〜もんじゃ焼き(古)しかもBGMがDPRliveだって、入店早々チョーアガった。
可愛いお姉さんたちが切り盛りしてる。デコデコのかわいいホールケーキが有名ぽくてSNSにはそればっかり載ってたけど、実店舗はそんなケーキ同様のファンシー要素があまりなく、シックで隠れ家みたいな雰囲気。
私たちが日本人だってわかった瞬間「や、や、英語のメニュー!」「えっ、あっどこやったっけ?!とお姉さん二人であたふたしだして可愛らしかったな。まあ英語の方がわからないんだけれども。こういう時、韓国語もさしてできるわけではないのに「韓国語で大丈夫ですよ」と言っている自分の烏滸がましさになんだコイツと思ったりする。
アールグレイのシフォンケーキ、見た目のわりにクリームがゴテついてなくてぺろっと食べられた。あっさりしたかわいいケーキは正義。
ところどころの朽ち具合とエレガントめなアンティーク家具が退廃美を表していて相性最高だし、突然のくり抜き謎間取りも好きだし、とても楽しい。大好きすぎて写真めちゃくちゃ撮ってた。
都会の喧騒から離れて静かで、ちょうど貸切だったし、メニューも豊富で食べたもの飲んだものは全部おいしくて必ずリピしたい場所。いつまでも居られるわ。
この時ちょうど、강덕현っていうアーティストの展示をやってて、知らない人だったけど作品がめちゃくちゃ好きだった。まあ、正直、バスキア感(わりと強めに)否めないが、仕方ない格好いいもんなバスキア
さあ、ここまでロクにご飯も食べず糖分ばかり摂取していた我々はホームタウン西面へ戻った。時刻は20時を過ぎたところ。駅から歩いて3分ほど、4月にニューオープンしたという A SLOW DAYに入店。
"人が主となる空間"
そんなスローガンを掲げる超絶ミニマルなカフェ……って、いやまたカフェかい!
壁に沿って設置された座席、申し訳程度のテーブル、BWで統一された内装、でしゃばってこないオーダーカウンター。すべてがクール。
そして見所はテーブルセット。オーダーしたもの運んできてくれた、と思ったら普通に置くんじゃなく、なんだかえ〜〜感じにセッティングしてくれるの、ちょっと笑えてほっこりする。韓国はこういうカフェがわりとある。
お皿の下に敷かれたポストカードのディテール、살아있네.
あとポイントカードの説明を頑張って日本語でしてくれた店員さんの心意気ビッグラブ。「あ〜っなんて言えばいいんだろ?!」って髪の毛ガシガシしてる姿は思わず抱きしめたくなりました。
さて、朝からクッキー、ケーキ、おでん&汁(市場でサクッと)、クッキーを胃に収めてきたメルヘンガールズ(失笑)の気になる晩餐はといいますと、お気に入りの명인만두でキムチチャーハンとコギマンドゥとテンジャンチゲを日付が変わることなんてどスルーでペロリと平らげた。チャーハンの家メシ感めっちゃよかった。
腹を満たし、宿舎に戻った我々はいそいそと荷造りをする。なぜこんなにツメツメスケジュールだったのか、それは翌朝から台湾へ移動するためであ〜る
釜山はウォーミングアップだったのであ〜る
●3日目
早朝、金海空港の大韓のカウンターで我々を日本から韓国に留学中の学生だと勘違いした大韓のお姉さんにビザの提出を要求されてちょっと冷や汗をかく。たどたどしくただの旅行客だということを伝えなんとか理解してもらい無事に搭乗手続き完了。
平成最後となるフライトで台北・桃園空港へ飛び立ったのであった・・・・
つづく_
付録 FILM by KYOCERA Campas70
/FUJIFILM SUPERIA PREMIUM400
/lomography COLOR NEGATIVE100
現像したものから厳選したらほとんど少海堂の写真だった。傘持ってたからあんまり外で撮りたい気持ちになれなかったことがちょっと惜しい。雨の屋外は好きだけど、手が塞がってることと濡れることがお好きでないのさ。
フィルムの質感も好きやけど、何の加工もしてない携帯カメラの写真も気に入ってる。フラッシュのON/OFFも楽しいし、iPhone Xの画質がゴイス〜〜
コンパクトカメラも携帯カメラも、自分に技術がなくてもえ〜感じの写真にしてくれるからありがたい。夢見せてくれてサンキュー